安全書類の再下請負通知書左下について
F監督員名
監督員は、再下請負人を監督する人を記載します。
発注した内容(契約内容)に沿って施工されているかを監督する人です。
一次下請業者が元請け業者に提出する再下請通知書の場合、
一次下請業者の人間がなる事になります。
『権限及び意見申し出方法』は口頭による。及び文書による。と書きます。
建設業法の条文は「監督員をおく場合には」ということであって、
必ず監督員を置かなければならないわけではない。
G現場代理人
公共工事においては、公共工事標準請負契約約款により
現場代理人の設置が求められていますが、民間工事では
契約書に記載がなければ置かなくても良いことになっています。
一次下請業者が元請け業者に提出する再下請通知書の場合、
一次下請業者の人間がなる事になります。
『権限及び意見申し出方法』は口頭による、及び文書によるなどと書きます。
H主任技術者
建設工事の許可業者であれ請負金額の大小に関係なく
現場に施工上の管理をつかさどる主任技術者を置かなければなりません。
詳しくは主任技術者についてをご欄ください。
一次下請業者が元請け業者に提出する再下請通知書の場合、
一次下請業者の人間が主任技術者になります。
I登録基幹技能者名・種類
登録基幹技能者とは、経験豊かなスペシャリストな技能者の事です。
具体的には当該基幹技能者の職種において、10年以上の実務経験か
実務経験のうち3年以上の職長経験がある及び実施機関において
定めている資格等の保有 (1級技能士、施工管理技士等)を
取得してる人が登録基幹技能者講習を受講を受けた人です。
J 安全衛生責任者
安全衛生責任の氏名を記載します。
他社との連絡調整する安全衛生責任者は、
自社労働者の指導監督する職長と、兼務することが多いです。
K 安全衛生推進者
10人以上50人未満の現場の現場に必要な安全衛生推進者。
安全衛生推進者の仕事内容は下記4つです。
労働者の危険または健康障害を防止するため
労働者の安全または衛生のための教育を実施する
健康診断の実施や健康の保持増進のため
労働災害防止の原因調査および再発防止対策
以上、4つが安全衛生推進者の仕事内容です。。
常駐する必要はなく、安全衛生責任者と兼務できます。
L 雇用管理責任者名
雇用管理責任者はだれでもなることができ、
置かなくても罰則はありませんが、
50人以上の労働者(下請含む)が働いている場合には、
現場の元請建設業者は雇用管理責任者を選任しなければなりません。
そして、選任した雇用管理責任者の氏名を下請建設業者ごとに
備え置く義務があります。
この備え置きの義務に違反は、30万円以下の罰金が科せられます。
M 専門技術者名
建築一式工事や土木一式工事を受けた場合に記載する項目です。
例えば『○○病院新築工事』という建築一式工事を受けた場合、
建築一式工事での主任技術者が他の専門工種、
例えば内装仕上工事業の専門技術者として兼任する場合などに、
その専門技術者の氏名を記載します。
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