トップページ ＞ 安全書類の監督員は誰を書くの？

安全書類の施工体系図や施工体制台帳にある

 

監督員は、いったいだれの名前を書くのでしょうか？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも監督員とは？

 

監督員は、建設業法19条の2第2項に定義されています。

 

それによると…

 

『監督員は設計図書通りに工事が施工されているかを監督する人』

 

とあります。

 

 

つまり監督員は発注者と元請（ゼネコン等）との関係では発注者側の従業員であり、

 

元請（ゼネコン等）と1次下請との関係ではゼネコン（元請）側の従業員です。

 

1次下請と2次下請との関係では1次下請の従業員となります。

 

常に上位側の人間が『監督員』になるという事です。

 

 

安全書類の監督員は誰？

 

建設業法での監督員は、上位側の従業員ですが、

 

安全書類上の『監督員』は、元請（ゼネコン等）が配置する監督員を記載します。

 

安全書類の中で『監督員』を記載するのは、施工台帳や施工体系図です。

 

つまり施工体系上、上位側といえば元請となるからです。

 

 

通常は、作業所長若しくは、工事長などの現場で協力業者に直接、

 

下請負契約における指示や協議の権限が与えられているものを書きます。

 

その権限が現場代理人に委譲されている場合は現場代理人名を

 

監督員として記載します。

 

なお、『監督員名』 『現場代理人名』 『監理技術者名』は

 

同一人物になる事が多いです。

 

 

ただし、施工体制台帳の『発注者の監督員名』欄は、

 

発注者の監督員を記載します。

 

 

 

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